0715角島灯台


所 在 地  山口県豊浦郡豊北町
航路標識番号   0715
設置点灯  明治9年3月1日  
撮影日時  2010年5月30日
撮影機材  OLYNPUSμ-9000


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 灯塔構造は円形石造。下部は半円形(平屋建)の付属舎(石造)あり。海抜は約18.66m、灯塔の高さは地上から頂部まで約30m、平均水面上から灯火中心までは44.66m。本灯台は豊北町北西約1.5kmの海上に浮かぶ角島の西端に築造。設計者R.H.ブライトンが帰国直前に完成させた最高傑作。近代文化的にも歴史的にも貴重な近代化遺産として評価が高く、重厚で華麗な灯塔の姿は航海者は勿論地域の人々にも愛されている。灯台建設位置は海抜僅か約18.66mと低地に築造、当時としては数少ない高塔形式。塔の高さ約24m付近までは荒磨きの花崗岩切石の装石積、その上部は切れ込みを入れた切石を装飾的に配した柔らかい雰囲気で、かつ美麗な姿を呈している。旧官吏退息所・倉庫は煉瓦造、煉瓦は菅島灯台用レンガを焼成した三重県志摩郡渡鹿野島の瓦屋竹内仙太郎が出張辞令を受けて長門まで出向いた。イギリス人技師のジョセフ・ディックは灯台完成後も燈明番教授方として3年間角島にとどまり技術指導に当たりその後日本人と結婚し神戸で貿易商として活躍、神戸の自宅で生涯を閉じている。Aランク保存灯台










撮影日時  
2012年7月30日
撮影機材
OLYNPUS SP800UZ






クツ瀬照射灯(角島灯台に併設)


航路標識番号   0715
設置点灯  明治9年3月1日  
撮影日時  2010年5月30日
撮影機材  OLYNPUSμ-9000





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