所 在 地 | 島根県簸川郡大社町大字日御碕字秋台原山1478番地 |
航路標識番号 | 0821 |
設置点灯 | 明治36年4月1日 |
撮影日時 | 2010年5月31日 |
撮影機材 | OLYNPUSμ-9000 |
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本灯台は島名半島西端部の岬に地上43.65mの日本一の高さを誇る石造り灯台として築造。外壁は石材、灯塔構造は円形。外壁(石造)・内壁(煉瓦造)の二重構造。下部は平屋建(石造)の付属舎あり。設計者は定かではないが日本人技術者の手によって作成・築造。総括責任者「石橋絢彦」。現境港から海上運搬し仮設用船着場を設け陸揚げし、ここから現場まで丸太組みで仮設通路にて標高約25m・距離300mの間を蒸気機関用ウインチで巻き上げた、と伝えられている。石工技術にかけてはわが国古来から築城経験が蓄積され、更に伝統的な技術を有していたこともあって、本灯台築造に造形美を誇る精緻な技術が生かされている。大型石造の灯台を日本人による設計・施行を生むに至っている。世界灯台100選・日本の灯台。Aランク保存灯台。 |
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